脂肪幹細胞注入(SRF注入)3回コースの1回目注入後4日目の体験記です。
こんにちは、美容医療でのメンテナンスが年に1回の恒例行事となってきた40代Allyです。(笑)
脂肪吸引&脂肪注入専門のThe Clinic横浜院で「SRF注入+切らないフェイスリフト(シルエットソフト)」をやってもらって4日目になりました。
SRF注入とは「脂肪幹細胞注入」(Stem Cell Rich Fat = SRF)のことで、顔への脂肪注入の一種です。
これまでの脂肪注入は、採取した脂肪細胞はその日のうちに注入しないといけなかったので、注入出来る量が限られていたんです。
でも、SRF注入は、1回の脂肪吸引で3回分を採取して注入出来るのでより多くの脂肪を注入出来るんですよ!
3回コースの流れは:
- 1回目は採取したばかりの脂肪細胞(コンデンスリッチファット(CRF))を注入してボリュームアップ+脂肪幹細胞(マイクロCRF)を注入してアンチエイジング
- 残り2回は、1回目に採取した脂肪細胞を専門施設(ファットバンク)で加工して冷凍保存しておいた脂肪幹細胞(SRF)をシワなどお肌の気になるところに注入して肌のアンチエイジング
残り2回は、注入した脂肪細胞が定着した頃を見計らって、もう少し足したところがいいところは追加で注入したりなど出来るので、これまでの脂肪注入よりキレイな仕上がりとボリュームになるんです。
不要物を除去して脂肪幹細胞がより濃縮された脂肪を注入するので、個人差もありますが、80%という高い生着率(定着率)。
まだ、2016年12月に始まったばかりの最新の美容医療です。
皮膚線維芽細胞注入や顔への脂肪注入に興味がある人にオススメですよ!
私の場合は、マリオネットラインとたるみが悩みということで、切らないフェイスリフト(シルエットソフト)も一緒にやって、ボリュームアップ+アンチエイジング+リフトアップもしました~♪
ちなみに、今回は額、こめかみ、頬、マリオネットラインに脂肪細胞(CRF)を、目の下に脂肪幹細胞(マイクロCRF)を注入しました。
1回に注入する量は30mlで、3回コースなので計90mlを注入することになります。
手術の様子:
金曜日に手術をして、週末は家で過ごし、手術後4日目から出勤します。
幸いなことに家族は出張で家にいなかったので、誰に見られることなく気ままなな週末を過ごしましたが、会社の同僚にバレないかドキドキ。
⇒《再生医療》脂肪幹細胞を活用した若返り治療【SRF注入_THE CLINIC】
太ももの内出血
顔への脂肪注入に使う脂肪は、「太ももの内側」が一番適しているそう。
私も太ももの内側から脂肪細胞を採取したのですが、太ももの内側だけから採るとたるみの原因になるので、太ももの内側を中心に太ももの前側から「広く浅く脂肪吸引」しました。
3日間は包帯とガードルで脂肪吸引した箇所を圧迫しないといけなかったのですが、膝下がすっごくむくんでしまったのと、ガードルの締め付けが苦手な私には想定外の。。。「ツライ」という程ではないけれど、「ダウンタイムでイヤなこと」という感じでしょうか。
この日はやっと包帯を取れる日。
包帯を巻かれてない箇所から内出血を起こしているのが見えていたので、「これは結構内出血しているんだろうな。。。」と覚悟していました。
そして、包帯を取ったところ。。。
うわッ!左右の内出血の差がスゴイ!
左側の太ももは私の想像以上に内出血が出てしまっていました。
写真だと光で飛んでしまって、うまく内出血の様子が伝わりませんが、実際には内出血は写真以上に濃く出ています。
一番内出血があるのは太ももの内側ですね。
この写真だと少しは内出血の濃さが伝わるでしょうか。
膝の方まで内出血が出てしまったので、膝丈のスカートは履けないな。。。
冬だったら黒いタイツでも履けるんですけどね~
ガードルが長くてスカートから見えてしまう
抜糸の日までクリニックからお借りした脂肪吸引後専用ガードルを引き続き履かせてもらいました。
膝下まで長さがあるガードルなので、スカートだとガードルが見えちゃうんですよね~
もっと長いスカートを履かないと。
私は普段パンツは履かないので、その点がちょっと不便でした。
とりあえず、ガードルの裾を折り曲げて履かせて戴いていました。
目の下が腫れてきた
前日はまぶたが腫れていたのですが、
翌日は、左目下が腫れてきました。
なんとなく目の下が腫れているというのが、鏡を見なくても分かる感覚があるんですよね~
この腫れは何が原因だろう。。。
右目は涙袋がまだあるけれど、左目は涙袋が埋没してしまいました。
この写真で左目の下の腫れが伝わるでしょうか。
頬に凹みを発見
そして。。。うわ、左頬が凹んでる?!
今回、私はSRF注入と一緒にシルエットソフトという引き上げ力が強い糸で切らないフェイスリフトも一緒にやっていまして、
腫れが引いてきたからなのでしょうか、糸の挿入口と思われる箇所が凹んでいるのを発見。
幸い顔の横の方の凹みなのでそれ程目立たない場所なのですが、光の加減によってはちょっと目立っちゃうかなあ。。。
この写真だとあまり目立たないですよね。
実はこの箇所、手術直後に左頬が少し段になっている箇所があって、リカバリー室で休んでいる時に看護師さんと先生が様子を見にいらして下さった時に、その場で先生に糸の張りを調整してもらっていたんですよね。
なので、凹んでいるのを発見した時に驚きはありませんでした。
「あ、あの箇所か」という感じです。(笑)
もうちょっと調整が必要みたいですね。
1週間後の抜糸の時に先生に直してもらおう。
抜糸の時に症状を診てもらおう
ちなみに、「抜糸」というのは、脂肪を採取する時に鼠蹊部から細い管を入れたんですね。
そこを1針ずつ縫っているんです。
抜糸は1週間後にすることになっています。
実は、「抜糸に来る時間がない場合は、抜糸が必要ないように傷口を留めることも出来る」と手術前に言われていたんですね。
遠方で抜糸のためにわざわざ来院出来ないという人には「溶ける糸」も選べるのですが、私は先生に状態を診てもらいたかったので、あえて抜糸してもらう方を選びました。
私は東京在住なのですが、今回施術してもらったThe Clinicの東京院は2ヶ月先まで予約がいっぱいということで、横浜院でやってもらったんですね。
わざわざ会社帰りに抜糸のために東京から横浜に行くのはちょっと面倒かなとも思いましたが、万が一何かあった場合にと思い抜糸で来院することにしました。
凹みも調整してもらいたいし、目の下の腫れも診て頂きたいし、そうしておいて良かったと思いました。
脂肪注入は私の想像以上にダウンタイムの症状があるので、日本でやって良かったなとしみじみ思います。
特に、私が今回お世話になったザ・クリニックは、脂肪吸引&脂肪注入専門のクリニックならではの症例数の多いベテランの先生がやって下さったので、安心して手術を受けられましたし、術後のダウンタイムも安心して過ごせます。
脂肪注入のクリニックは安さで選ばないで
韓国だと、脂肪注入をお安く出来るクリニックがあるので、私もここ2,3年は韓国でやることも考えていたんですね。
でも、施術後に何かあった時に、遠くのクリニックだと簡単に診察してもらいに行けないというところがネックでした。
それに、今回実際に脂肪注入をやってみて分かりましたが、レーザーみたいな簡単なものではなくもう「手術」なんですよね。
静脈麻酔で脂肪吸引して脂肪細胞を採取して
脂肪注入は行われます。(写真は私です)
脂肪注入はとても繊細な技術が必要で、脂肪細胞を一箇所に入れすぎると凸凹になったり、細かく入れていかないと脂肪が壊死して脂肪の定着率も低くなってしまったりするんです。
それだけに簡単に考えず、安さだけでクリニック選びをしない方が絶対いいと思います。
韓国の美容クリニックの脂肪注入とSRF注入を比較
ここで韓国のとある美容クリニックの脂肪注入(韓国だとよく「脂肪移植」という表現をしますよね(笑))と私が施術して戴いたザ・クリニックでのSRF注入を比較してみます。
SRF注入 (ザ・クリニック) |
韓国の美容クリニック | |
---|---|---|
費用(税込) | 1,036,800円 | 265万ウォン (約258,602.90円) *100ウォン=9.76円で計算 +2回の渡航費用 |
回数 | 3回 | リタッチ(2回) |
注入の内容 | 1回目: 脂肪細胞+脂肪幹細胞 2回目、3回目: 脂肪幹細胞をメインに |
2回とも脂肪細胞のみ |
効果 | ボリュームアップ+ 肌再生医療的効果 |
ボリュームアップ |
脂肪採取量 | 200cc | 40~50cc |
脂肪の保存方法 | 再生医療センターで -196度で保存 |
クリニック内で冷凍保存 |
脂肪の保存期限 | 半永久的 | 3ヶ月 |
脂肪の生着率 | 個人差もあるが 80% |
20~40% |
クリニックの形態 | 脂肪吸引&注入専門 | 専門ではない |
韓国側はこちらのページを参考にさせて頂きました。
こうやって比較すると、韓国の美容クリニックでの施術はお安いですよね。(笑)
特筆すべきは「生着率」。
すごい違いではないですか?
「個人差にもよるけれど80%」というのと、「20~40%」。
脂肪注入の仕上がりは、生着率が非常に関わってくるので、「20~40%」というのはもったいないと思うんですよね~
脂肪注入は、脂肪吸引をして脂肪細胞を採取しないといけないので、そう何回も出来る施術ではないですしね。
SRF注入は、遠心分離機にかけて限りなく不純物や老化した脂肪細胞を除去したものを使っているのですが、
脂肪の精製方法も生着率を決める大きな要因の一つと言われています。
冷凍保存の方法も、専用施設で保存するのと、クリニックで冷凍保存するのでは、質が違うんだそうですよ!
冷凍庫で食品を保存する時に冷凍焼けして劣化していきますよね。
それと同じように、クリニック内での保存は長期間の冷蔵だとやはり脂肪細胞も劣化してしまうので、3ヶ月以内にリタッチして下さいということなんです。
それに、ザ・クリニックは脂肪吸引&注入の技術は世界トップレベルの専門クリニックという技術の高さも正着率の違いの大きな理由なのではないでしょうか。
私は、今回SRF注入をすることを決めるにあたり、目先の費用の安さではなく、長い目で「効果があるのはどちらだろう」と考えて、お高いですがザ・クリニックでの脂肪注入を選びました。
私は2,3年前まで韓国のクリニックで美容医療を受けていましたが、私がお世話になったクリニックは看護師さんがとても親切でいい印象を持っています。
なので、ダウンタイムのない簡単な美容医療でしたら、旅行のついでに施術を受けるのはいいかなと思います。
つづく
⇒《再生医療》脂肪幹細胞を活用した若返り治療【SRF注入_THE CLINIC】