こんにちは、40代美容医療大好きAllyです。
脂肪吸引&注入専門美容クリニック「The Clinic(ザ・クリニック)」の最新アンチエイジング治療脂肪幹細胞注入(ステムセルリッチファット注入:SRF注入)の体験記です。
前回は院内の雰囲気をご紹介しましたが、今回はカウンセリングの様子についてです。
SRF注入を検討していらっしゃる方の参考になりましたら幸いです。
1時間くらいお話を伺ったので長い記事になりましたが、良かったら読み進めていって下さいね。
⇒《再生医療》脂肪幹細胞を活用した若返り治療【SRF注入_THE CLINIC】
加藤敏次先生
私を今回担当して下さったのは東京院と横浜院を担当されていらしゃる加藤敏次先生。
上の写真の右側の先生です。
ここで加藤先生がどのような先生かご紹介しますね!
形成外科専門の美容外科医
加藤先生は、10年にわたり、再建、外傷、目の周囲の治療を中心に数多くの外科手術を手掛けてきて形成外科がご専門。
再建手術を経験する中で、人を美しくすることに喜びを見出して美容外科医へ転身されたそうです。
得意な治療は、脂肪吸引の他、脂肪注入、顔のアンチエイジング。
過去に勤務されていた美容外科クリニックでは脂肪吸引を中心に活躍されていらっしゃったそう。
THE CLINIC は「脂肪吸引」「豊胸」「アンチエイジング」に特化していて、
特に、脂肪吸引&注入技術は世界トップクラスということで、THE CLINICに移籍されたとのことです。
気さくで親身な姿勢が評判の先生です。
加藤先生はとっても話しやすい先生で、私の初歩的な質問にも丁寧に分かりやすく1時間も説明して戴きました。(その節は有難うございました!)
加藤先生は、
- 日本形成外科専門医
- 日本顎顔面外科学会 会員
- 日本美容外科学会 会員
と形成外科と美容外科、そして顔の骨格に関する資格も持っていらっしゃいます。
形成外科と美容外科の違い
医師がすすめる美容治療 すすめない美容治療という著書より、形成外科とはどういう科なのかちょっとだけ説明しますね。
形成外科というのは、そもそも戦争がきっかけで発達した医学で、怪我で顎を失ったり顔が潰れたり、した人達を社会に戻った後に通用する姿形に戻してあげるところから始まりました。
火傷や先天性の病気、交通事故で頭や顔に大怪我をしたときにキレイに治したりする科なんですね。
美容外科は形成外科から発したもので、形成外科の中でより美容に近い部分を行うということです。
形成外科は「本来の状態に戻す」という治療ですが、
美容外科は「正常な状態を患者の希望を聞いてキレイにする」ということから、医師の技術に加えてセンスや感性が問われます。
日本では、「形成外科と美容外科の資格がある美容外科医は10人に一人しかいない」と言われているそうです。
美容外科の先生の実情について、術後1ヶ月目のカウンセリングの時に加藤先生に聞いてみましたので、その話はまた後日に掲載させて戴きますね。
先生の詳しい経歴については先生のブログをご覧戴ければと思います。
カウンセリング&診察
こちらが、ザ・クリニック横浜院のカウンセリングルーム。
「診察室」という感じは全くなく、壁は柔らかなグリーン、白いデスクにPCだけというシンプルな空間です。
ご参考に、私のこの時の顔の状態はこんな感じです。
頬のボリューム
シワ、目の下のくぼみ、こめかみ、額、マリオネットライン、頬の高さがお悩みということですね?
私がまず気になるのは頬のボリュームですね。
やっぱりそうですか?!
ちょっと笑ってみてくれますか?
たぶん20代の時は頬に結構ボリュームがあったと思うんですよ。
年齢とともに下がってきて、中顔面に段が出来てゴルゴラインが出ているのが「頬が落ちてきている証拠」なんですね。
なおかつどんどん落ちていくとほうれい線に関わってくる。
なので、物理的にある程度引き上げてあげて、更に脂肪自体の数が減っているので脂肪を補ってあげると、
頬にボリュームが出てなおかつ引き上げ効果が出ます。
フェイスラインに沿って糸を入れるだけでなく、頬にも糸を入れてあげるのがいいです。
ファットパッドの塊が落ちてきているので、それ自体を少し上げてあげるといいです。
マリオネットライン
約半年前に切らないフェイスリフトをしたそうですが?
「ミントリフトII mini」を左右6本ずつ入れました。
もうちょっと上げれるような気がしますね~
私達が使っているのはシルエットソフトというコーンになっているタイプで、ミントリフトのようなトゲのタイプとはリフトアップ力が違います。
マリオネットラインを改善するには、まずは糸で単純にもう少し上げてあげる。
リフトアップされたところで、マリオネットラインの下に脂肪を入れてあげるとなだらかになって目立たなくなる。
また、マリオネットラインの下に脂肪を入れてあげることで、土台が出来て下がりづらくなるという利点もあります。
額&こめかみ
あと額も気になりますね。
年を重ねるにつれて眉毛の上のところは脂肪が特に減っていきます。
そうするとゴツゴツした雰囲気になっていきます。
赤ちゃんを見ると、ツルンとなっていますよね?
額は若さの象徴なんですね。
そう考えると、頬だけではなく額にも脂肪を入れてあげて丸みを出して、額と頬に丸みが出来て凹凸が出ると、それだけでもアンチエイジング効果があります。
なおかつ、こめかみにも脂肪を入れてあげるとふっくらしたイメージになります。
アゴのライン
あとはアゴのラインが気になります。
もう少し出してあげるといいかなと思います。
顎にヒアルロン酸を入れていたこともあったのですが、もう吸収されてしまったみたいで元に戻ってしまいました。
そこは入れた方がいいかな。
それと、アゴに力を入れるクセがありますか?
そうなんですよ~
アゴに無意識に力を入れてしまっているみたいです。
アゴにボトックスを入れてあげて動きを止めてあげるのと、トータル的に見て横からのラインがずれているので、アゴは何か入れてあげた方がいいと思います。
骨格系を直すのは脂肪でも出来なくないのですが、
最近はアゴのライン作りには、レディエッセ(RADIESSE)というカルシウムアパタイトが入っているフィラー系のものを注入して形作ります。
最初粘土みたいなテクスチャーで、好きなように形が作れてキレイなラインを作ることが出来るので、アゴのライン作りにはオススメです。
レディエッセは最終的に吸収されるんですか?
大体2年くらいですね。
アゴは何かを注入しても心配な組織がないので、アゴのライン作りは患者さん皆さんから喜ばれていますね。
脂肪採取について
注入する脂肪は脂肪吸引をして取ってくるのですが、目的は脂肪吸引ではないので、軽くどういうものか説明させて戴きますね。
皮膚の下には脂肪層、筋肉層があります。
脂肪層には神経や血管、これを支える繊維的なものがあります。
以前は、これらの組織を破壊しながら脂肪を取ってきました。
なので、ダウンタイムが大変ですね。
構造体を壊してしまうので24時間の圧迫が3~4週間も必要、
なおかつ太い血管をひっかけてしまうと、内出血が3~4週間、
太い神経も傷つけてしまうので感覚の低下や違和感がずっと残ってしまうという症状がありました。
ベイザー(Vaser)は、脂肪吸引の機器中で現在一番いいものと言われています。
ベイザーの登場で脂肪吸引での患者さんの負担が大きく楽になりました。
ベイザーでの脂肪採取後は24時間の圧迫は3日だけ、
内出血も1週間~10日、感覚の低下はほとんどありません。
最初の炎症の時期にビリビリ感がありますが、これは仕方のないことでその程度ですね。
やはり細い血管は傷つけてしまうので内出血は出てしまいます。
吸引の前に「ベイザー波」という超音波を出しながら脂肪層の中をゆっくり動かしてあげることによって、構造体を壊さずに脂肪をバラバラにしてくれるんですね。
そして、バラバラになった脂肪をゆっくり取ってあげます。
顔の脂肪移植として使う時は、通常の脂肪吸引よりは出力を下げないと脂肪幹細胞が弱くなってしまうので、調節しながらやります。
ステムセルリッチファット(SRF)注入とは
採取した脂肪の中には活きのいい脂肪と寿命的に疲れている脂肪、それ以外に脂肪幹細胞(ステムセル)、組織が削られたものが入っています。
このまま注入するクリニックもありますが、寿命的に疲れた脂肪細胞や組織が削られたものは「ごみ」で「しこりの原因」となります。
ごみがしこりになると脂肪の生着率が下がってしまい、全くいいことがないので、遠心分離機とフィルターを使って除去します。
不必要なものが除去されると、脂肪幹細胞が高濃度に濃縮された脂肪(コンデンスリッチファット:CRF)となります。
脂肪細胞は更にカッターを使って、余分な脂肪細胞を破壊して限りなく脂肪幹細胞だけにすることが出来るんですね。
それをマイクロCRFと呼んでいます。
CRFはボリューム作りに、マイクロCRFは肌への栄養(アンチエイジング)に使われます。
ステムセルリッチファット(SRF)のメリット
ステムリッチファット(SRF)のメリットは、脂肪幹細胞(ステムセル)の濃度が高く、半永久、脂肪組織を保管することができること。
脂肪幹細胞は、肌の若さを保つエラスチンやコラーゲン、ヒアルロン酸を肌線維芽細胞より1.5~1.8倍産生します。
出典:rohto.co.jp
なおかつこの細胞自体が脂肪幹細胞にも変わりますし、細胞分裂すると脂肪にも変わる、刺激の与え方によっては神経や他のものに変わります。
出典:rohto.co.jp
更に、キーポイントとしては血管内皮細胞にも変わるんですね。
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が分泌される以外にも、血流を豊富にしてくれます。
血流を豊富にしてくれることで肌に栄養が与えられ、肌のハリや小じわに関しては最高のアンチエイジングのフィラーになります。
1回目はCRFを入れる理由
1つの理由としては、採取したばかりの脂肪細胞はフレッシュだからです。
フレッシュにこしたことはありません。
もう1つの理由としては、最初にCRFで「土台」を作ってあげるんですね。
たとえば額や頬に高さを作ってあげるなど、ボリュームが必要なところにCRFを注入していきます。
1回で注入出来る脂肪の量は限られているので、2回目以降のメンテナンス用に脂肪細胞は凍結しておきます。
脂肪細胞は時間が経つにつれてある程度吸収されるので、もう少しボリュームが必要なところなどに2回目以降に注入していきます。
3回に分ける理由
1回では入りきれない量を3回に分けるということですか?
そうですね、脂肪細胞は入れられるキャパというのがあります。
沢山入れても血管が追いつかないんですね。
脂肪が生着するには血管がキーポイントになってきます。
脂肪細胞が生着するには、血管が直接栄養を与えるようにならないといけないのですが、沢山入れると血管が追いつかない。
なおかつ血管を圧迫してしまうんです。
血管が圧迫されると、注入した脂肪細胞はダメになってしまいます。
例えば、脂肪細胞の生着率が6~7割と考えて、凹んでいるところに盛り上がるくらいに入れてしまえばちょうどいいのではないかと思われるかもしれませんが、入れすぎはやはり良くないんですね。
2回目、3回目と脂肪細胞を補充していくことでちょうど良くなるというのがボリュームとしてのSRFの3回注入です。
マイクロCRFのメリット
マイクロCRFはどうお肌にいいんですか?
マイクロCRFは限りなく脂肪幹細胞だけの状態にしたものと先程説明させて頂きましたが、
ボリュームではなくて、皮膚に栄養を与えてあげることで、お肌の年齢を戻してあげます。
これははっきりしたデータはまだありませんが、半年~1年毎に入れてあげるといいかなと思っています。
SRFを半永久的にしたいのであれば、沢山取っておいて小出しにして定期的にやるという方法もあります。
肌に定期的に栄養を与え上げて、エイジングを戻してあげるということです。
例えば目の下はCRFとマイクロCRFのどちらを入れるんですか?
目の下は基本マイクロCRFです。
例えば、目の下がとても凹んでいる人はCRF入れて表面にマイクロCRFを一緒に入れるといいですね。
涙袋を作るときはどうですか?
CRFとマイクロCRFも混ぜて注入することが多いですね。
SRF注入の生着率
SRF注入の生着率はどれくらいですか?
個人差もありますが、80%くらいです。
1~2ヶ月の間に20%くらい吸収されるという考え方ですか?
吸収される度合は個人差が結構あるんですね。
若い方であれば、脂肪細胞の活きがいいので生着率がいいです。
例えば70歳くらいの方の脂肪では、加工している間に量が減ってしまうんですね、遠視分離に耐えられなくて。
細胞自体の耐久性が年齢によって違うので、人によって生着率が変わってしまいます。
注入する脂肪細胞の量について
私の場合はどれくらいの量の脂肪細胞を入れるいいですか?
額:CRFを20cc、
こめかみ:2~3cc
頬:2~3cc
目の下:マイクロCRFを1cc
1回目は全部で35ccくらいでしょうか。
結構入れるんですね。
吸収されることも考えて全体的にある程度入れた方がいいです。
2回目は経過を見てここは減りが早いとか、額を動かすクセがある人は脂肪が安定しないんですね。
そういう人には追加で入れてあげるといいです。
もしかしたら、取った脂肪が余るという場合もあるんですか?
3回のコースなので、1回目に入れて残ったものは施設に送ります。
例えば3回の注入で顔はもう十分に入れてしまって、残ってしまったという場合は他の箇所に入れることも可能です。
もしくは取っておいてまた別の機会にマイクロCRFとして入れるとか。
2回目以降の注入時期
2回目は何ヵ月後に注入するのですか?
1回目注入1ヵ月後に来てもらって、次はいつ入れるか計画を立てます。
大体落ち着くのが1ヶ月ではあるけれど、人によってはもう1ヶ月様子を見ます。
2ヶ月以上経てばいつでも入れられます。
全部手打ちですか?
脂肪細胞は、なるべく小分け入れてあげる方が注入後に血管が入っていきやすいんですね。
ということで、1/90ccと微量ずつ打てる「マフトガン」というものを箇所によって使います。
特に唇や涙袋には使いますね。
施術中の麻酔について
1回目は静脈麻酔で、2回目は麻酔クリームくらいですか?
入れるエリアによります。
例えば顔の真ん中に近いところはブロック注射で出来るのですが、こめかみなど顔の中心から離れているところだとブロック注射での麻酔が効かないんですね。
2回目以降にこめかみに注入する場合はやはり静脈麻酔となります。
麻酔クリームは表面だけなので中まで効かないので、私の場合はブロック麻酔をしています。
静脈麻酔だと手術前6時間くらい食事が出来ませんが、ブロック麻酔は食事制限はないんですか?
ブロック麻酔の前は普通に食事をして戴いて構いません。
術後は、食事は出来るのですが、口の感覚がおかしくなって、かみ合わせがずれているような感覚になります。
歯の治療で歯茎に麻酔をしたあとのような感じですか?
そうですね、あの感覚です。
ブロック麻酔とは
ブロック麻酔について説明しますかね。
額には滑車神経と眼窩上神経と神経が2つあるのですが、眉上の凹んでいるところ(上眼窩裂)に麻酔を打つことで2つの神経に麻酔が効きます。
目の下には眼窩下神経というのがありちょっと触るとくぼんでいるところ(眼窩下孔)があるので鼻や奥歯のあたりはその箇所にブロック麻酔を打ちます。
下顎のエリアはオトガイ神経というのがあるのでブロック麻酔を打つとその箇所に効きます。
表面だけでなく中まで効いているので患者さんの負担が少ないです。
注入の時に患者さんが痛みを感じると、こちらも控えめになってしまうので、ブロック麻酔ではそういうデメリットがなくていいですね。
脂肪を取る箇所の確認
脂肪を取る箇所について確認しても宜しいでしょうか。
太ももの内側から前側まで広めに取ってくるのがいいかもしれませんね。
普通は太ももの内側から採取しますが、そこにこだわってしまうとたるむ可能性があるので。
薄く広い範囲でたるまない程度でかき集めるのがいいかと思いますね。
太ももの内側からとってくる理由は何かあるんですか?
1つに脂肪の質ですね。
深部脂肪という表面から更に深いところにある脂肪があるのですが、深部脂肪は生着がいいと言われています。
深部脂肪があるのが太ももの内側、外側、ひざの上、腰とか。
もう1つ太ももの内側がいい理由は、手術中に体を動かして体に負担を与えるのは手術が長くなりますし、上を向いたままだとすぐ取ってすぐ加工してすぐ注入できます。
腰肉だとやりにくいんですか?
腰から採取する患者さんはうつぶせになるので、呼吸が不安定になりますしね。
脂肪注入への不安についてのQ&A
脂肪注入後の凸凹の可能性
私の友人はCRFをとある美容クリニックで目の下に注入したらボコッとラインが出来てしまったんです。
最近はもう大丈夫だそうですが、目の下に脂肪注入すると凸凹する可能性というのはよくあるのですか?
入れる場所によります。
皮膚の浅いところに入れてしまうと、そういうことがおこります。
それから「眼輪筋」という中に入れてしまうとそういうことがおきますね。
お友達の場合は、脂肪細胞が吸収されて凸凹が改善されたようですが、
あまりずっと残っているのなら脂肪溶解注射(BNLS)とか打たないとダメでしょうね。
凸凹になった場合は脂肪溶解注射を打てば大丈夫?
目の下に脂肪注入をして、もしボコボコになっちゃった場合、溶かすものがないのではないかと心配だったのですが、
ヒアルロン酸注入にはヒアルロン酸溶解注射があるように、脂肪注入には脂肪溶解注射で溶かすことが出来るということですか?
そうですね、脂肪溶解注射で調節します。
でも、それは効く人と効かない人がいます。
例えばクリニックによっては、脂肪注入の際にFGFとか他の成長因子を混ぜてしまうところがあるんですね。
そうすると何が起こるかというと繊維化が強い場合があるんですね。
その時は脂肪溶解注射だけでは太刀打ち出来ないんですね。
その時はステロイドを使って繊維化が進むのをストップさせるということが必要になってきます。
脂肪注入は熟練した先生ではないと難しい?
目の下に脂肪注入というのはかなり熟練した先生ではないと難しいのですか?
うーん、それは入れる場所とプランニングですよね。
何故ここが凹んでいるのかということが分かって、適切なところに入れればそういうことは起こらないと思います。
ヒアルロン酸注入より脂肪注入の方が凸凹になる可能性は低い?
ヒアルロン酸注入より脂肪注入の方がボコッとなる可能性は低いですか?
まあ、正直な話、入れるものがどこにあるかで決まる話なので、確率としては同じではないかと思います。
ヒアルロン酸はヒアルロン酸溶解注射があるので溶かせますが、脂肪注入の場合は、先程話したように効く人と効かない人がいますが。。。
脂肪を入れたらその脂肪が将来たるんでくるのでは?
脂肪を入れたら、その脂肪が将来たるんでくるのではと思うと心配ですがどうなんでしょうか?
顔にはいくつか脂肪の塊の場所がありまして、メーラーファットパッド(Malar fat pad)と呼ばれています。
メーラーファットパッドは靭帯で支えられているのですが、
老化にしたがって顔の人体が衰えて垂れ下がると、メーラーファットパッドも下垂してたるみの原因となります。
出典:ianclinic.kr
私達の入れる脂肪は塊の中ではなく、塊の下やそれ以外に入れます。
塊に入れたらもちろん落ちます。
出来るだけ深いところに入れてあげたら塊に入りません。
細かく沢山打っていくんですか?
注入は細かく沢山打っていくって感じですか?
注射針の痕が内出血にならないか心配です。
一箇所から放射線状に入れていくので針を刺す回数は少ないです。
額の場合は3箇所です。
マイクロCRFの場合は眼輪筋と皮膚の間に入れます。
マリオネットラインには唇の際のところから入れます。
シルエットソフトに関するQ&A
引き上げる力が強いだけに痛い?
切らないフェイスリフトのシルエットソフトですが、従来のトゲのタイプよりも2倍以上組織を引き上げる力が強いとのことですが、例えば引っ張られ過ぎて痛いこともありますか。
引き上げる力が強いだけに突っ張り感はあります。
痛い場合もあります。
でも、だんだんゆるんでくるので痛みはなくなってきます。
しばらく痛いと言っている人が1人いました。
大体の人は大丈夫かと思います。
持続期間は?
シルエットソフトは溶ける糸でしたよね?
どれくらいの期間効果が期待出来るといわれているのですか?
メーカーとしては1年半~2年です。
引っ張りすぎて頬が凹むリスクはありますか?
今回は脂肪注入を一緒にするので凹むということはないかと思いますが、
シルエットソフト自体には引っ張りすぎて凹むリスクはありますか?
コーンの位置によっては一時的に凹んだり、浅いところにかけすぎると凹んだりとかいうリスクがありました。
以前はあったのですが、最近はあまりありませんね。
術後・ダウンタイムについて
術後の腫れ・むくみ
ダウンタイムは、脂肪を入れる量が多いと顔がむくみます。
3~4日をピークに泣いたあとのような腫れぼったさが出ます。
それが人によっては2週間とか長引いたりしますが、徐々に良くなっています。
濃い目にお化粧すればごまかせる程度です。
内出血
血管に当たらないように先が丸い針(鈍針)を使いますが、数打つとあたる可能性がありますので、万が一当たった時は内出血が出ます。
それと、目の下のマイクロは浅いところに打つので、針を刺したところに内出血の確率が他のところより高いです。
穴が内出血になる可能性があります。
針穴の箇所には3-4日テープを貼ってもらいます。
洗顔・シャワー・入浴
洗顔は翌日から可能です。
脂肪採取の箇所は、縫いますのでテープを貼って、1週間はシャワーだけです。
1週間後に抜糸をしたあとは入浴して構いません。
脂肪吸引箇所
怪我でも1回硬くなって赤くなって盛り上がりますよね、拘縮(こうしゅく)という時期が1ヶ月を中心にあります。
引き締まって硬くなるので、足が伸ばしづらいとか足を触ると硬いとか足が開きづらくなり場合があります。
ストレッチをしたりお風呂に入った時にマッサージしたりして経過を見てもらいます。
3~4ヶ月で元の硬さに戻りますよ。
脂肪吸引箇所の圧迫
術後は圧迫が必要ですか?
最初の3日間は圧迫が必要です。
圧迫を外したあとも、むくみの成分が下に下がってきて歩きづらかったりするので、着圧タイツなどである程度圧迫しておいた方がいいかと思います。
当日は着圧タイツやガードルは持ってきた方がいいですか?
ガードルは1週間、抜糸の時まで貸し出しします。
抜糸後用に着圧タイツをご自身で用意して頂くとむくみ対策にいいかと思います。
時間はどれくらいかかりますか?
大体時間はどれくらいかかると考えていればいいでしょうか?
今回は脂肪注入とシルエットソフトなので、朝10:00に来てもらえれば夕方前16:00くらいには帰れるという感じです。
脂肪注入はあっという間に終わるのですが、シルエットソフトが結構時間がかかります。
私が半年前にやった切らないフェイスリフト(ミントリフトmini)は手術自体は15分くらいで終わったそうなのですが?
その糸の場合は、糸入れて出てきたのをただ切ればいいんですね。
シルエットソフトの場合は、コーンが出る出ないで全然変わってきます。
コーンがどうやって留まっているかというと、結び目があって留まっています。
コーンが出ていると次の結び目を出して、結び目を残して切らないといけないんですね。
結び目を取ってしまうと次のコーンが出てきてしまって、その処理に時間がかかります。
すごく引き上がるのでその調節もありますし、色々な処理で結構時間がかかってしまうんですよ。
難易度が全然違いますね。
予約について
この日は見積書を出してもらい、予約をするようであれば前金を入れて予約。
手術前に貧血の症状や感染症がないか血液検査が必要とのことで、予約日を決めた場合は帰る前に血液検査まで済ませます。
一度考えたいということであれば、その日は前金は必要なく、銀行振り込み後に予約することが可能です。
その場合は、予約日を決めたあとに血液検査のために手術前に一度来院しないといけないそうです。
検査結果が出るまで1週間かかるので、手術は最短でもそれ以降になります。
手術は1日に2件しか入れず、予約時間は10:00か13:00のみ。
ドクターのオペ日の都合もあるので、自分の都合のいい日時では直近ではなかなか取れないかも。
予定を立てるには早めの計画がいいかと思います。
次は、SRF注入+シルエットソフトの見積書の内訳です。
⇒《再生医療》脂肪幹細胞を活用した若返り治療【SRF注入_THE CLINIC】