「脂肪幹細胞注入(SRF注入)」興味あるけれど、脂肪を採取するために脂肪吸引しないといけないのがコワい。。。
脂肪吸引後ってどれくらい内出血って出るの?!
という方のご参考になればと思います。
こんにちは、アップデートが遅くなりすみません。
SRF注入は既に3回目が終わりました40代Allyです。
実は、メインのブログのほうに体験記を先に書いていました。
メインのブログは体験記の概要で、こちらのブログではより詳しい内容で書いていければなと思っています。
最新の体験記は、良かったらこちらをご覧になってみて下さいね。
最近、お問い合わせフォームから、SRF注入について「その後どうですか?」とメールを頂きます。
メッセージ頂いた方達が共通で心配されていらっしゃるのが、「脂肪吸引後の内出血」。
私は、正直、脂肪吸引に関しては、術前は全然心配していなかったんですね。
それより、顔にどれくらい内出血がどれくらいの期間で出るのか、そちらの方が心配でした。
ですが、甘く見ていました。
太もも前側、内側、膝下くらいまで内出血してしまいました。
採取した量は200ccとそれほど多くなかったのですが、吸引器具が血管に当たってしまうとやはり内出血はしてしまうんですね~
今回は、私が実際に内出血した様子を時間の経過と共に連続でお見せしますね。
これから、SRF注入を検討されていらっしゃる方、顔への脂肪注入をされる方のご参考になるかと思います。
⇒《再生医療》脂肪幹細胞を活用した若返り治療【SRF注入_THE CLINIC】
脂肪吸引の様子
SRF注入1回目の手術の様子の記事でも既に写真は掲載していますが、まだ見ていらっしゃらない方のために、こちらにも掲載しておきますね。
Step1 着替え
まず、クリニックに到着したら、こちらの施術着と紙ショーツと紙ブラに着替えます。
紙ショーツはTバックで、紙ブラはチューブタイプです。
施術着は、膝下のワンピースタイプ。
太ももの内側と前側から吸引します。
脂肪の採取は200ccくらい、それほど多くありません。
とは聞いていましたが、私の想像以上に広い範囲から脂肪を採取するんですね~
脂肪吸引は、静脈麻酔で意識がない中で手術が行われます。
当日は手術6時間前から食事は禁止、水やお茶なら1時間前まで飲んでも大丈夫です。
静脈麻酔は麻酔が入ったら10秒後には意識がなくなります。
足の付け根の鼠径部から吸引器具を入れて吸引していきます。
ここから器具を入れています。
1時間近くかけて丁寧に吸引された脂肪細胞。
採取した脂肪細胞を精製する様子
脂肪細胞は容器に小分けにされて
遠心分離機にかけて血液などの不純物を除去します。
血液などの不純物と脂肪細胞がキレイに分離されましたね!
不純物が取り除かれた脂肪細胞がこちら。
「マフトガン」という注入器具を使って注入していきます。
脂肪吸引直後の様子
脂肪吸引後は顔への脂肪注入が速やかに行われ、吸引箇所は包帯で圧迫されます。
全ての過程が終わったあと、手術台の上で看護師さんが数人がかりで脂肪吸引後用の圧迫ガードルを履かせてくれます。
もちろん患者さんは意識がありませんので、看護師さんは重くて相当大変じゃないかと想像します。
圧迫ガードルを履かせてもらったあとは、リカバリー室に運ばれます。
運ばれた時も意識なく、目が覚めたらリカバリー室のベッドに寝ていました。
脂肪吸引後用の圧迫ガードル
こちらが、脂肪吸引後用の圧迫ガードル。
膝下までありまして、サイドにはホックとジッパーが付いていまして、開閉できるようになっています。
包帯の上からだと普通のガードルでは履くのがムリかと思いますので、
こういう専用のガードルがあるといいですよね。
ちなみに、この時は術後直後でしたので、包帯で圧迫した上にガードル、そして紙ショーツという状態です。
家ではショーツの上にガードルです。
股の部分は開いています。
ザ・クリニックでは抜糸まで圧迫用ガードルを貸してくれる
私が今回SRF注入でお世話になっているザ・クリニックは脂肪吸引・脂肪注入専門のクリニック。
脂肪吸引後用の圧迫ガードルは1週間後の抜糸まで貸し出ししてくれます。
クリニックによっては購入しないといけないところもありますので、良心的と言えるのではないでしょうか。
3日間は包帯の上に圧迫ガードルで固定
術後は3日間は包帯の上に圧迫ガードルを履いて固定します。
鼠径部の傷口には防水シートがこのように当てられていますが翌朝には取っても構いません。
取ってみたら血がにじんでいました。
私の場合は、傷口が手術後少しヒリヒリして痛かったです。
3日目からは包帯を取って10日後の抜糸の時までこの圧迫ガードルを履かせてもらっていました。
こんな感じでホックとジッパーがサイドについています。
3日間はものすごくむくむ
今回脂肪吸引というものを初めて経験して、かなりイヤだったのが「膝下のむくみ」。
包帯で圧迫した上に更にガードルで圧迫するので、膝下がめちゃくちゃむくんじゃいました~
術後3日目は包帯を取りたくてたまりませんでした。
クリニックでは、膝下のむくみ予防に着圧ソックスを履くことをオススメしていたのですが、持っていなかったので履かなかったんですよね~
脂肪吸引後に圧迫固定する意味
私は包帯を取らずに3日間ガマンしたわけですが、圧迫固定するべき意味があったんです。
そのままの状態にしておくと、そのスペースに体内の水分が溜まり、むくみや痛みを強く感じます。
圧迫固定は、外から圧をかけることによって、スペースを最小限にし不快症状を和らげるための方法です。
手術後3日間はなるべく圧迫固定を継続しましょう。
特に腹部や下肢はむくみが出やすい部位ですので、適切に固定をしておいた方が経過が良いでしょう。
太もも内出血の経過写真
私はこれまで美容医療を色々受けてきて内出血は何度も経験してきたので、針が刺さる治療や施術の場合にはかなりの高い確率で起こりうるものと悟りました。(笑)
包帯取って内出血を見た時は正直「うわ。。。」とは思いましたが、
内出血は時間の経過とともに消えてくれるので、それほど心配ではありませんでした。
ただ、スカートでストッキングだと、膝丈だと内出血が見えてしまうのでそれがイヤでしたね~
なので、タイツが履ける冬は脂肪吸引するにはいい季節ではないかと思います。(笑)
内出血は約2週間でキレイに消えたので、私のように結構内出血が出ても心配ないかと思います。
術後3日目
術後3日目で包帯を取った時の写真がこちら。
太もも前側は右足は内出血はほとんどしていませんが、左足は結構内出血でちゃいましたね。
血管に当たるか当たらないかでこれだけ内出血の差が出るんですね~
「太ももの内側と前側からの脂肪吸引」と聞いていましたが、サイドの方まで幅広く吸引したようですね。
サイドも意外と内出血していました。
皮膚がたるまないように浅く広く吸引して脂肪を採取したそうです。
こちらは太もも内側。
一番内出血が濃く出ちゃいましたね。
術後5日目
術後5日目~12日目
術後5日目以降から少しずつ内出血が消えていきました。
脂肪吸引後 Before & After
吸引した量が200ccと多くなかったので、見た目には全く変わりませんね。
キレイに内出血が消えたのがお分かり頂けるかと思います。
たるみや凸凹なくきれいに吸引して頂けました。
内出血以外の症状としては、筋肉痛のような痛みと皮膚表面がしびれる感じが1ヶ月近く続きました。
ガードルで圧迫固定は1ヶ月が望ましい
抜糸後~1ヶ月後までは、テープで傷口をカバーして、膝下まであるガードル、もしくは着圧ストッキングで固定します。
術後に飲む痛み止めと抗生剤と共に傷口をカバーするテープを頂いていまして、
足の付け根の鼠蹊部(そけいぶ)の傷口にテープを貼ります。
圧迫ガードルは次回の来院の時に返却
私は抜糸の時にクリニックに行って、その時圧迫ガードルは返却しましたが、
遠方で抜糸のためにわざわざクリニックに行くのは大変という人は抜糸をしなくてすむ溶ける糸を使うことが出来ます。
その場合は、圧迫ガードルを1ヵ月後の経過診察まで使わせてもらえるか相談してみるといいかもですね。
抜糸後に履いた着圧ストッキング
ちなみに、私はマルコの補整下着の着圧ストッキング「レッグメイキング セフィール」(7,000円)を抜糸後から履いていました。
このストッキングは「ガードル並みの高いヒップアップ効果」で着圧がかなりスゴイ!!
その高い着圧力ゆえ、立ったままでは履くのが難しいです(笑)。
- 足首:25.0hpa
- ふくらはぎ:28.0hpa
- 太もも」18.0hpa
包帯が取れてこの着圧ストッキングを履いてからはむくみがかなり楽になりました。
着圧ストッキングって、分厚くて変な光沢が出て、いかにも「着圧ストッキング」って感じになっちゃうものがありますが、
このマルコのストッキングは、見た目が自然なのが気に入っています。
私は普段からむくみやすいのですが、このストッキングを履き続けて4ヶ月、むくみが改善されて足がかなりすっきりしました。
脂肪吸引後の着圧ストッキングとしてすっごくオススメですが、むくみやすい人やヒップアップしたい人にもオススメしたいですね。
太ももの固定ガイド
クリニックから頂いた太もも固定ガイドがとっても分かりやすかったので、こちらでも共有させて頂きますね!
3日後~抜糸まで:クリニックから貸して頂いた脂肪吸引後専用のガードルで固定
3日後~:包帯を外してシャワーが可
抜糸後~1ヶ月後まで:膝下まであるガードル、もしくは着圧ストッキングで固定、テープで傷口をカバー
脂肪吸引後のマッサージ
術後7日目前後から「拘縮」といって吸引した部分が硬くなる症状がみられます。
これは創傷治癒の正常な反応で、術後約3~6ヶ月かけて元の状態に回復します。
自宅でマッサージを繰り返すことでより早く回復に近づきます。
自宅でのマッサージは抜糸の翌日から可能です。
お風呂につかりながら、もしくはお風呂から出た後、吸引部をほぐします。
硬さが気にならなくなるまで継続するのが早く回復するポイント。
マッサージ方法
- 末梢から心臓の方向にむかってさすります。(痛みの程度に合わせて力は加減してOK)
- 末梢から心臓の方向に円を描きながらほぐす。
- 硬くしこりの様な部分はゆっくり指圧してほぐす。
1~3を5~10分かけて行います。
1日に何度マッサージをしても構わないとのこと。
こちらのマッサージの動画はクリニックのオススメです。
まとめ
今回の記事のまとめとしては:
- 脂肪吸引当日は静脈麻酔で術前6時間前から食事は禁止、お水・お茶は1時間前までOK
- 脂肪吸引は採取する量が少なくてもたるみや凸凹を防ぐためにも広めの範囲から採取する
- 脂肪を採取する器具は先が丸くなっていて内出血しにくいものを使っているものの、血管に当たってしまうと内出血してしまう
- 私の場合結構内出血してしまったが、それでも2週間でキレイに直った
- 脂肪吸引後は3日間は包帯とガードルでの圧迫、抜糸以降はガードルもしくは着圧ガードルを履く
- 包帯を巻いている3日間はむくみがひどくてイヤだった
- 術後1ヶ月くらいは筋肉痛のような痛みと皮膚表面にしびれのような感覚があった
- 抜糸後から吸引した箇所をマッサージすると早く回復する
⇒《再生医療》脂肪幹細胞を活用した若返り治療【SRF注入_THE CLINIC】